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ラボでやろう。

分子模型は直観的に構造を理解することに有用です。複雑な構造を持ったタンパク質の分子模型を手軽に印刷し、研究に役立てる日が来ることを目指してブログを開始しました。※2013年9月現在、ほぼその製法を確立出来つつあります。もし自分の研究室でも、と考えていらっしゃる方は、まず川上までご連絡ください。

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3Dプリンターの普及を考える。 他機種の評価。

普及を考えるにあたって、プリンタは供給体制やサポートがしっかりしている必要が有ります。

その点で、現在雨後の竹の子のように(表現が悪くて失礼)
湧いて出ている3Dプリンタ各機種、これらはすべてアウトっぽいです。
国内でもベンチャーがいくつか製作販売していますが、
国外と併せ、やがて淘汰されていきます。ほとんど残らないでしょう。

やはり大手がバックについている機種しか生き残れないと思いますし、
すでにその診断は出ているように思えます。

1.3Dシステムズ社(大手2社の一つ) Cube。
 CubeXはイギリスの会社3DTouchを買収して技術はそのままなので、
 印刷精度や安定性に欠ける、価格が高いので×です。
 Cube3D一択です。

2.ストラタシス(もう一つの大手)が最近買収したMakerbot社製Replicator2。
 3Dプリンタブームを牽引したMakerbot社の売れ筋商品です。
 しかし、価格は高め。ガタイも大きく、研究室には不向きでしょうか。
 入手しやすさもあまりよくないようです。
 なにより、DIY的要素が多すぎて、マニア向けという印象です。
 最新機種のRelicator2Xも売り文句に怖いこと書いてますし、
 やはり一般の人がホイホイ使えそうではないと思います。
 ここも大事だと思いますが、Replicator2はPLA樹脂のみサポート。
 PLA樹脂は印刷時の歪みは少ないのでしょうが、力を加え続けると
 不可逆に変形してしまうという性質が有ります。これは分子模型には不向き。

3.pp3dp社製UP!Plus, UP!mini(アメリカではAfinia Hという名で同機種が販売)
 ダークホースです。中国の会社ですが、ブーム前から地道に販売していたせいか、
 印刷の精度やスピードは目を見張るものが有ります。中国恐るべし。
 価格もUP!miniに至っては899ドルとほぼ半値です。上位機種UP!plus2でも20万を切ります。
 (ごく最近までOPT社が国内代理店で、定価の倍で国内で売られていましたが、ブルレー社が
 販売に参加したことで、値が本来の価格まで落ちました)
 実は今私の一番のお気に入りはこのプリンタです。印刷が綺麗。
 サポートの配置アルゴリズムが良く、サポートが付く側でも綺麗に仕上がります。
 樹脂コストも国内で買うとキロ7千円くらい、直輸入でキロ5千円。
 …さらには、裏ワザをつかうと、楽天などで買える安価(キロ3千円)の樹脂も使えます。
 いよいよこれはCubeにとって代わるか?と思われましたが、ドライバソフトが
 いまいち親切でない、リボンモデル印刷にはちょっと不向き(サポート取り出し時に折れやすい)
 という欠点があります。分子表面模型はこれがいいんですけど。
 しかし樹脂をいろいろ使えるというので、最近機能性ABSやPLA樹脂が試験的に
 出回っていて、ゴムライクや積層面間が丈夫など、リボンモデル印刷に
 適しているものがあるかも知れませんので、今後探してみます。

ちなみにCubeはキロ2万円。ぼったくってますね。しかしそれでも
印刷の安定性や手軽さを考えると仕方ないかもしれません。
  1. 2013/07/19(金) 01:36:02|
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  4. | コメント:0
<<引き続き3Dプリンタの比較論。 | ホーム | Cubeについて。>>

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