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ラボでやろう。

分子模型は直観的に構造を理解することに有用です。複雑な構造を持ったタンパク質の分子模型を手軽に印刷し、研究に役立てる日が来ることを目指してブログを開始しました。※2013年9月現在、ほぼその製法を確立出来つつあります。もし自分の研究室でも、と考えていらっしゃる方は、まず川上までご連絡ください。

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ラボでやろう

このブログは、タンパク質の分子模型を、研究室で手軽に行う事が出来るよう環境を整えるプロジェクトを
立ち上げるために開設しました。開設者である川上勝は、シリコーン樹脂を用いた、柔らかく透明な
タンパク質分子模型を開発し、発表しました。これは分子表面を正確に模しているために、リガンドの結合や
タンパク質分子同士の会合等を、使用者が手元で実感でき、直観的な理解を促すツールとして期待されます。
しかしながら、その製作には、高価なカラー3Dプリンタと、CADの知識、シリコーン樹脂の充填技術等が
必要とされ、我々研究者がおいそれと製作できるものではなく、また模型会社(埼玉県川越市、スタジオミダス社
が製作しています)に製作をお願いしても、高価なものになってしまいます。現在、公的な機関との連携、
または製薬会社等のコンソーシアムなどの金銭的援助を募り、このシリコーン模型を安価で研究者の元へ
提供できるよう、また科学館や、教育の現場に広く使用されることを目指しています。

それとは別に、もっと手軽にタンパク質の分子模型を手にし、研究の場で当たり前のように、模型を使用して
思考したり、議論できる環境を整えることが出来れば、生命科学(分子生物学や構造生物学)が飛躍的に
進展するのではないかと考えています。そのためには、研究者が欲しい模型を手軽に設計でき(CADの知識
などなく)、自分の研究室で模型を製作できる事が必要です。

最近、低価格の卓上3Dプリンタが上市されました。これは主に欧米のベンチャー会社等から
販売されている物で、10万円強と、手が届きそうな価格なのですが、輸入手続きや、全て英語での対応等、
まだまだ一般の方が手軽に試せるものではないのが現状(2012年9月現在)です。

今回、川上研究室は、試みとして、3D sustems社のCubeを購入しました。このプリンタを用いて、
シリコーンの様な高度な機能を持った模型は無理ですが、手軽に、リボンモデルや分子表面モデルなどの
模型を製作できるかどうかの検証を始めました。

このブログではその経過を報告し、皆さんにもこのプロジェクトをリアルタイムに見守ってもらえるよう
開設しました。

長文失礼しました。では新プロジェクト「ラボでやろう。」開始です!
  1. 2012/09/13(木) 17:50:42|
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